2018看護ふれあい学事例研究会のご報告

介護でも役立つゴードン博士のコミュニケーション
「『デイサービスに行きたくない』といわれたら…」

2018年10月25日(木)10時半〜12時半、看護ふれあい学研究会と親業訓練協会の共催による看護ふれあい学事例研究会が、恵比寿セミナールームで開催されました。今年度は一般の方にも気軽にご参加できるよう、午前中2時間の開催としたところ、48名のご参加となりました。

*プレプログラム*

10時半からの開会でしたが、10時からプレプログラムを用意し、参加者が今困っている問題をポストイットで表現しました。

事例研究会の様子

*メインプログラム*

事例研究会の様子

ふれあい家という架空の家族を舞台に「あるある」体験を劇仕立てで表現するとともに、パワーポイントを使って、ありがちな日常場面の中で、看護ふれあい学がどのように活かされるのかを解説いたしました。

事例研究会の様子 事例研究会の様子

また、その後は能動的な聞き方のロールプレイ体験、環境改善のブレインストーミング、看護ふれあい学研究会中井喜美子会長のまとめなどをもって、盛会のうちに終了しました。

事例研究会の様子
事例研究会の様子

今後もできればこうした勉強会を続けていきたい、と願っています。

*参加者のアンケートから*

  • 今日の事例から、またディスカッションから、もっともっとやり方があることに気づけたことが一番嬉しかったです。元気をいただきました。
  • 具体例を中心にしながら、ゴードンメソッドの復習ができ、とても有益な時間をすごせたと思っています。
  • 寸劇は臨場感があって、こういうことあるよねーと共感できました。みなさんの演技力には脱帽でした。パワポの説明と資料がわかりやすかったです。
  • 環境改善のディスカッションで出たアイディアが参考になりました。
  • 介護の最中ですが、とても参考になりました。能動的な聞き方、環境改善を今後勉強していきたいと思っています。
  • スキルは訓練で学び磨けるとのことなので、これから努力していこうと思いました。
  • 看護ふれあい学の必要性を改めて深く実感しました。自分を正直に語っていくこと、困っていること、何を大切に…などを考えること、伝えることで相手の気持ちを心から聞けるのだ、とハッとしました。
  • 被介護者、介護者も対等な関係なんですね、対等だからこそ、能動的に聞かねばならないのではなく、「困った」を表現し、対等に話し合っていけたら素晴らしいですね!
  • 自分がどう介護されたいかを考えるきっかけとなりました。
  • 2人組や小グループになっての話し合いの時間もたくさんあり、他の方のお話も聞け、充実した時間でした。

ご参加いただいた皆様、広報にご尽力いただいた方々に改めてお礼申し上げます。

(看護ふれあい学研究会:実行委員)