「教師学事例研究会」が8月8日(水)・9日(木)の2日間、亜細亜大学(東京都武蔵野市)を会場に開催されました。
「どうする?いじめ」 −『教師学』による対応と可能性−
今話題になっている「いじめ」をテーマに「教師学」「親業訓練」による対応と可能性について取り上げ、事例発表、グループディスカッションを行いました。
今回8回目を迎えた事例研究会は、全国各地からのべ120名の方が参加され、教師・生徒・保護者、三者が一堂に会し、同じテーマについて考える意見交換のつどいとなりました。
【1日目】
「教師学基礎講座」「教師学基礎講座・保育編」の2講座が開講されました。
【2日目】
事例発表:
小・中学校の教師の方から「教師学」の実践事例と有効性について発表がありました。またユース・コミュニケーション講座の取り組みとして、担当教師と中学生の発表がありました。
中里尚子(なかざとなおこ)さん
公立小学校教諭
《テーマ》
「いじめっ子も、いじめられっ子も大切にしたい」
阿部正直(あべまさなお)さん
元公立中学校教諭
《テーマ》
「感じる心を取り戻そう、そして、まっすぐ自分を伝えよう」
小出啓介(こいでけいすけ)さん
横須賀学院中学校・高等学校教諭
2人の中学2年生
《テーマ》
「ユース・コミュニケーション講座の展開」
ポスターセッション:
例年ポスター発表されている方、新たな取り組みを発表された方・・・どれも具体的な取り組みを発表され、参加者の興味を誘っていました。また、参加された方々の情報交換の場としても大いに盛り上がっていました。
グループディスカッション:
「いじめ」をテーマに小グループに分かれて意見交換がされました。
情報交換会:
軽食を取りながら、さらに歓談・情報交換に盛り上がった一日でした。
2008年もまた教師学事例研究会であえることを期待して閉会しました。