事例・体験
辛い気持ちが晴れやかに三重県(長男7歳)
【状況】
近所の息子の同級生から「僕はきらわれものなんだ」と息子が言っていたと聞く。
- 私:
- 「Y、僕はきらわれものだって言ってたんだって」
- 息子:
- 「うん。だって学校でA君とB君とそれからC君も僕にチビ、チビ、バカって言ってくるんだ」
- 私:
- 「そう、それはすごく辛いことだね」
- 息子:
- 「うん、それで僕知らんふりして通りすごすんだ」
- 私:
- 「言われてもぐっとがまんするのね」
- 息子:
- 「うん、お母さんこんな時どうしたらいい?」
- 私:
- 「どうしたらいいか悩んでいるのね」
- 息子:
- 「うん、何かいい方法はないかなぁ」
- 私:
- 「ねぇねぇ、相手の子に言い返すとか、ケンカするとか」
- 息子:
- 「アハハ、それじゃあ先生にまで叱られて、1日中悲しい気分になるからだめだよ」
- 私:
- 「ケンカは嫌なのね。そうか、それはとっても辛いね」
- 息子:
- 「うーん、とってもって言う程ではなくて、ちょっと辛いくらいかな」
- 私:
- 「ああ、すごくと言う程ではなくて、ちょっぴりだけ辛いんだね」
- 息子:
- 「うん、それにチビでもいいことはあるし、学校でも又いいことがあるかもしれないね」
感想
このあと息子は「お母さんと話して、辛いことがなんだかはしゃいだあとの楽しい気分になっちゃった」と笑っていました。自分の気持ちを理解してもらえると、気持ちが晴れやかになるのですね。