事例・体験
オッパイがまんするね
【状況】
2才5ヶ月のY子は、寝る前と朝目が覚めた時、横に私がいる時は、ちょっとお乳を含みます。いつもは私が起きる時はまだ夢の中のY子が、今朝は私が起き出そうとした時目を覚まし「チチ」と言います。お弁当と朝食の用意が気になりましたが含ませてやりました。しかし何分たっても離してくれません。お弁当作りがあるのでタイムリミットです。
A.M.6時20分お乳を離したら、ぐずぐず泣き始めました。
- 私:
- 「Yちゃん、おちちないないよ」
- 娘:
- 「いけん!」(ぐずぐず泣く)
- 私:
- 「もっとおちち飲みたいんよねえ。でもね、お母さんご飯の用意する時間なんよ!」
- 娘:
- (一段と強く泣き出す)
- 私:
- 「もっと、もっとおちち欲しいんじゃねえ」
- 娘:
- (泣く)
- 私:
- (顔をじっと見て)「Yちゃんちょっと聞いて!Yちゃんとずーとここにいたら、お母さん御飯の用意ができないし、お弁当も作れないんよ。お兄ちゃんやお父さんがお出かけしてんないといけんのに遅くなるでしょ。お母さんも遅くなるとお弁当作りが大変なんよ。こまるよ!」(強い口調で言う)
- 娘:
- (泣いていたY子がぴたっと泣き止み、じっと考えている様子。少し待ってみることにしました。するとどうでしょう。ニコッと笑って抱きついてきて、背中をとんとんとたたいてくれました。わかったよ!のとんとんだったのでしょう。居間へ行き、お父さんとお姉ちゃんと楽しそうにお話していました)
感想
まぁ、びっくりしました。能動的に聞く事はよくしていましたがわたしメッセージはあまり真剣に出したことがなかったのです。(まだ小さいから・・・と思っていたのでしょう)私が本気になった時、子どもも本気で考えてくれるんですね。とってもいとしい思いがしました。子どもと対等に付き合うって、本当に大切なことですね。