事例・体験
宿題やってない!学校休む(子ども 8歳男子)
【状況】
朝少し喘息気味で気分が悪かった様子、宿題やってない!学校休む!と言い泣きわめく。
- 子:
- 「今日までの宿題やってない!沢山あるんだよ。どうする!」
- 母:
- 「宿題やってないので心配なのね。でもそんなにわめきたてられると、ママ頭が痛くなっちゃうわ」
- 子:
- 「こんなに、沢山あるんだもん!もう時間もない!学校休む!」
- 母:
- 「学校へ行きたくなくなっちゃったのね」
- 子:
- 「学校なんかいやだ!勉強なんかやらない!」(その辺の物にやつ当たりし、ものを投げたり、こわしたり始める)
- 母:
- 「ママもほんとに、いやになっちゃうわ。頭が痛くて、気分が悪いわ!ママはこれからおばあちゃまをお見送りに行かなくてはならないの」
- 子:
- 「宿題やって行かないと先生におこられるよー。」(泣いている)
- 母:
- 「先生におこられるのがいやなのね」
- 子:
- 「うん」
- 母:
- 「遅れても宿題してから学校へ行くのか。それとも宿題をしないまま今すぐ学校へ行くのか。どちらか早く決めてくれないと、ママも時間がないのよねー」
- 子:
- 「宿題やって、遅れて学校へ行くー。」(泣きやんで)
- 母:
- 「そうー。それじゃ、ママも応援するからがんばってごらんなさい」
結局約1時間遅れて登校。しかし完全に宿題をやったので満足感と安心感が得られたらしい。その間担任の先生から心配して電話があり。先生もこんなに心配して下さって、ありがたいわねえ。と話しながら学校まで送って行った。