第1段階・・・問題を明確にする
夫のお休みの日、私が朝の掃除をしている時に、夫がビデオを見たり、自分の勉強をしたりしていると、子ども2才が相手を欲しくてグズるので、私の仕事がはかどらなくて困る。私は何となくイライラして、非難めいた言葉をだしてしまう。夫は、休みの日くらい、のんびりとさせてくれてもいいだろうと言う。
第2段階・・・考えられる解決策を出す
第3段階・・・解決策を評価する
(1)は夫も私もよい。(2)は私はいやだが、夫はよい。(4)は、夫はよいが、私は、子どもが退屈すると思うので変わりがないと思う。
第4段階・・・双方が納得のいく解決策を決定する
(1)に決定。
第5段階・・・解決策を実行に移す
休みの日、夫と子どもの様子を見るといつでも外出できるよう支度がととのっているので、声をかけると、快く、「お外にいこう」と子どもを連れ出してくれた。私はゆったりとした気分で掃除をすることができた。
夫は帰宅後、ビデオを見たり、自分の勉強を行った。
第6段階・・・結果を評価する
私はイライラした気分にならず、ゆとりを持って掃除することができた。夫は子どもを連れだすのを早く済ませられるので、あとでゆっくりとした気分で自分のやりたいことができるようになった。
感想
解決策を出している段階で批判などが入りむずかしいと思った。実行にうつせるのか心配があったが、夫の方もスムーズに実行してくれた。話し合っているうちに、この勝負なし法というのは、自分中心に考えるのではなく、相手の立場に立つことが、根底にあると思った。